野田秀樹に逃げられるような
朝日新聞ですが
無意識のうちに
核心的なものを扱うことが
あります。
―PTSDとの関係なんて
わかっちゃいない
インドでは今
ガンジー・ブームらしいです。
PTSDは
こころが何らかの暴力にほだされて
起りますが
―震災だって
自然の暴威ですね。
それは暴力によっては
―仕返しするとか
解決しません。
インドには昔から
暴力が満ち溢れているでしょう。
植民地支配もありました。
そんな混沌とした大国を
独立に導くのは
不可能であると
凡人はあきらめるものですが
ガンジーは
非暴力と不服従の哲学で
奇跡を具現化しました。
PTSDになると
大人でも子どもでも
この哲学的忍耐力が必要になります。
―ユングはそう言っていますし
私もそう思います。
机上論では困るので
なかなか厄介な問題です。
それはさておき
面白いのは
このガンジーイメージが
よく解離人格者に
現れるという現象です
このお話では
頭を打った解離人格者に
のり移りますし
『ラゲー・ラホー・ムンナー・バーイ』では
街のならず者の幻想に現れます。
未治療の
解離人格者の行動と思考は
でたらめですが
ガンジーが
治療のカギであるということは
わかっているようです。
―間違いなく野狐禅ですがね。
自分が神さまになっちゃう
PTSD解離人格のガンジーイメージ
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