最新号に興味深いケースを
みつけました
母親が育児ストレスを感じて
★4歳のときから就業
★父が甘やかし
母が厳しくする育児方針にしたものの
父親は男兄弟で育ち
女の子の気持ちがわからず
結果的に
家庭内では
この子は独りぼっち
一方
母親は弟を甘やかしていたと
さらりと書かれているが
これはネグレクトに近いと思う。
治療を受けるようになったのは
★「ハサミをもつ怖い男の人が見えた」と
震えていたり
★「記憶がないのに
ハサミをもち
自由帳や教科書を切り刻んでいる」
―先の★は投影
★「頭痛がして
『ボケ』『死ね』との
悪口が聴こえる」からでした。
治療の中で
自分は六条御息所であると
気づいてゆくわけですから
「私は解離してたのね」と
気づき
―普遍性に触れており
(独りぼっちではなく)
しかも知らず知らずのうちに
六条御息所を
超えてますから
癒しがあると思います。
(同一視ではダメなんです)
もちろんこの子は理屈は
知りません。
優しいセラピストとの間で
育ちなおしをし
両親が親らしく変化して
終結を迎えたと
私なら書きますが
査読者が
「解離」「PTSD」「虐待」は
いけませんとでも
言ったのかな?
六条御息所に解離性同一性障害をみない現代箱庭療法
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