栃木県鹿沼市で
児童6人をクレーン車ではね
逮捕された運転手ですが
2008年に
児童に重傷を負わせる事故を
起こしたとき
持病のてんかん発作を疑われながら
否定しましたね。
ウソの善悪は別として
気持ちはわかりますが
―この後
母子が協力して
治療に専念していたら
事故は防止できたでしょう。
それはてんかんであるなしに
関係無く言えることです。
心理学的には
人間の意識は
そう器用にできておらず
強く否定しているうちに
『てんかんではない』と自己暗示に
かかってしまっていなかったでしょうか?
―精神分析の生まれた事例でも
素直な気持ちの表現を抑圧したために
コップから水が飲めなくなった
女性がいます。
日常でさりげなくこういうことが
起こるものです。
事故のショックで
―この人の場合
クレーン車を取り上げられる危機感
子どもが遊んでいるおもちゃを
取り上げられたら
暴れます。
極度に暗示がかかった可能性も
考えられます。
他の職業選択の場合より
『てんかんでなければ!』との
願望は強かったでしょう。
―いい加減な人なら
そこまで願望しないでしょう。
ドストエフスキーもそうですが
思いがけない偶然で
望みがかなうときは
危ないのです。
また
てんかん器質独特の
―これは普通の人の性格ですが
鈍重さもあるでしょう。
ベースには
てんかんがあったかも知れませんが
それを否認したための
PTSD解離犯罪だと思います。
―抑圧したものは
浮かび上がるとき
パワフルになります。
花粉症の人が
運転中に
思いがけずくしゃみをしても
ここまでの事件には
ならないのです。
あこがれのクレーン車運転手であり続けるためてんかん否認したPTSD解離犯罪
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