月別アーカイブ: 2011年5月

馬が合わない

虫が好かないとか
馬が合わないと言います。
嫌いな理由を
言えないのを
 ―コンプレックスでも
 あるんでしょうね。
虫や馬のせいに
して済ませているわけですが
中国の
ドラマ観てたら
ありました。
本当に
馬のせいにしてました!
$PTSD研究家翠雨の日記
Aさんは東の陣地に配備され
Bさんは西の陣地に配備されました。
東の方が活躍できるので
Bさんが
「なぜだ!」と詰め寄ると
このリーダーみたいな人が
馬同士の気性が合わなくて
けんかしたら厄介だからと
言ってます。
 ―まあこれもウソで
  馬のせいにしてるだけですがあせる
虫もこういうのあるんでしょうかねニコニコ

毒づくイエスのいない被災地のこころのケアは心配

ケセン語訳の新約聖書の著者
山浦玄嗣さんは
イエスが十字架で
「わたしの神よ
 わたしの神よ
 なぜわたしを
 お見捨てになるのか?」と
叫んだ部分を
苦悩のなかで
毒づいている

解釈されていて
面白いなと思いました。
「あなたに依り頼んで
裏切られたことはない」と
しめくくられる
詩の一部だけど
最後まで口にできず
力尽きてしまったようです。
 ―お釈迦さまの場合は
 人食い鬼に身を捧げる覚悟で
 聞きたい詩を   ←いろは歌の原形
 最後まで
 教えてもらい
 生きたまま
 救われます。
 聞くのと言うのとで
 反対ですが。
神への信頼は大前提ですが
苦しいから
時々毒づく
しかし
そうしながら
イエスは死んでも
復活したように
変化してゆくものが
あるのだと思います。
毒づき病に堕しては
 ―妙に肯定されると
  モンスターになる。
 精神分析では
 「思い上がり」
 これは恫喝されます。
 仏教でもかな。
治るものも治らないと思いますが
イエスでも
毒づくのだから
普通には
あることだろうなぁと
思います。
 ―見極めが大事です。
イエスは自我の象徴ですから
瀕死の状態の
文学的表現です。
『白鳥の湖』なら
黒鳥が出てくるところでしょうかね。
$PTSD研究家翠雨の日記
悪魔ロッド・バルトなんかも怖いです。
$PTSD研究家翠雨の日記
 ―魅力的なので
 危険なのです。
しかし
せっかく毒づきを肯定しながら
被災地には
「なんでこんな思いをしなければ
ならないんだ」と言う人が
いないと
 ―言わせないようにしているような
ほめているのは
ちょっと困るなぁと思いました。
イエスは因果応報を否定していると
書いてますが
仏教では
答えのないことを
考えるのを
 ―二元論を超える
奨励します。
牧師の子であった
ユングも
この問題に悩み
仏教的な考え方を
するようになりました。
そういう意味では
キリスト教は問題があります。
香山リカは
親鸞とわたしについて
シリーズで書きながら
どちらかというと
キリスト教に親しみがあると
書いています。
なるほどなぁと思いました。

うつ病ではない「こころの病をとろかす」とPTSD治療のあいだ

本日の朝日新聞
香山リカは
<親鸞とわたし>で
心の病が増えていると書き
 ―新型うつ病ではなく
天声人語では
溶かすと蕩かすの違いを
書いている。
蕩(とろ)かすは
フロイトに学んだ
古沢平作の
「とろかし理論」を
連想させます。
トラウマを
温かく見守っていると
溶け出して
気にならない状態にまで
もってゆけるという
考え方です。
ゆっくりゆっくり
PTSD復活しているなら
いいなぁと思います。

違法な「背が伸びる」薬と合法抗精神病薬に大差なし

背が伸びると効能をうたった
サプリメントを
無許可で販売していたとして
薬事法違反容疑で
東京都渋谷区の
健康食品会社
「日本新光製薬」の社長(29)が
逮捕されるようです。
無許可はいけませんが
許可されてても
詐欺みたいな薬は
あります。
背が伸びないのに
背が伸びると言っては
いけないように
こころをコントロールする薬なんか
ないのに
こころをコントロールできますと
言うのはウソつきです。
背が伸びるようにと配合されたものに
心身を害するものが
含まれていると困りますが
こころをコントロールするために
気絶させたり
脳を破壊したりするものが含まれていると
非常に困ります。
上原美優さん
こころをコントロールする薬を
大量に飲んで
亡くなりました。

中学生が大学生を集団暴行するPTSD解離の時代

神奈川県で
大学生の男性を
集団で暴行し
現金を奪った
中学2~3年の男子生徒4人と
無職少年(15)が
逮捕されました。
「座間連合」と自称する
遊び仲間で
 ―ゆっくり座っていてもよい
 居場所がないのでしょうね。
「そろいのジャンパーを作りたかったが
金が足りず
強盗しようと待ち構えていた」と
言っています。
暴行には
13歳の
中学2年の少年2人も
加わっており
 ―逮捕されたのは
 同じ中2でも14歳
児童相談所に
書類を送致する方針です。
集団ヒステリーは
怖いですが
連合を組もうというくらい
そういう素地がある
 ―虐待やイジメで
 こころの傷があり
 放置されている。
 上原美優さんのように
 重症化して自殺する可能性もある。
子どもが増えているということでしょう。
似たような組み合わせで
中学生を暴行死させた
事件が昨日はありました。
こころのケアを
甘く見てはいけないと思います。
 

桂枝雀さんもPTSD解離自殺だった

$PTSD研究家翠雨の日記
1999年に自殺されたようですが
昨日の
朝日新聞の夕刊で
米朝さんが
回想されてましたので
 ―その写真は
 1996年のもので
 弱りきった横顔でした。
思いつくことが
ありました。
枝雀という名前を襲名する前に
鬱で苦しんでいたそうですが
 ―キューブラー・ロスの最後の段階ですね。
 大きな変化を受容する前に
 否認から始まって
 ウツを経て変容します。
 苦しいとは思いますが
 せっかくウツになったのだから
 続きをやらねば
 もったいない時期です。
 昔「そう言いなさい」と
 習いましたひらめき電球
東京の落語会に行って
柳家小三冶に
完璧に打ちのめされ
太刀打ちできないと
打ち明けていたそうです。
 ―中国の陰陽五行説にショックを受けて
 『古事記』を書いたり
 国中に陰陽五行説を当てはめながら
 必死で勉強した
 古代の日本人みたいです。
 こういう心因もあるのです。
米朝さんはそのことは
ご存知なかったけれど
寄席が思い通りに行かず
くらーい枝雀さんに
「そこまで思いつめんかてええ」と ←禁句
よく言われたそうですが
枝雀さんは
夜通し
手を大きく振り
歩きながら
ネタを繰って歩いていたり
されたそうです。
 ―奇行っぽいですが
 自己治療としては
 ポイントをついています。
 自己治癒力は働いていたようです。
創造の病としての
PTSDだったのですね。
落語家になった理由には
深いものがあったとは思いますが
うつ病ではなく
心因があって
躁うつ病みたいに

なっておられたのが
わかりました。

米国PTSD解離人格による銃乱射事件も不起訴

米アリゾナ州トゥーソンで
1月に発生し
6人が死亡し
ギフォーズ連邦下院議員ら
13人が
重軽傷を負った銃乱射事件で
被告(22)の
精神鑑定をした医師2人は
被告には
責任能力がない
結論づけました。
 ―検察側も弁護側も
  鑑定結果に異議はないようです。
事件直後から
捜査当局者らは
被告が
「精神的な問題」を抱えていると
指摘していたのですが
 ―心因があるなら
  PTSDですね。
PTSDには
切り込めなかったようですね。
日本でも
不起訴が増えています。
 ―公判が維持できないほど
 混乱しているようです。
要するに
PTSDは
重症化し続けていると
いうことです。

行動療法からみたフクシマ地検の覚せい剤逮捕者釈放の善悪

東日本大震災後
福島地検が
勾留中の容疑者
31人を
釈放したなかに
覚せい剤取締法違反の疑いで
逮捕された男性もいて
釈放後
再び
覚せい剤を使用していたようですね。
依存症も重症になると
相当場当たり的ですね。
逮捕は
人生の大事件だと思いますが
意識の上で
大きなウェイトを占めていないようです。
釈放したことで
PTSDは強化されてしまったような。
といって
刑務所に入っても
$PTSD研究家翠雨の日記
これに代わるだけなら
 ―より危険な代物らしい。
の行動療法になりますしね。
 
 ―身体的に
 依存が条件付けられる。
 普通は脱感作して
 条件付けを外してゆく。
$PTSD研究家翠雨の日記
繰り返せば
げっそり…です。
こころをコントロールしようとして
使用する薬物は
合法だろうが
違法だろうが
恐ろしいのです叫び

神戸学院大で殺人未遂事件を起こした気弱そうなPTSD解離卒業生

昨日起こった
凄惨な事件ですが
正門前で喫茶店を営む
女性(54)は
両脇を警察官に抱えられ
うつむきがちに連行される男を見て
「小柄で気が弱そうな子だった」と
PTSDで解離すると
性格が豹変することが
あることを
証言しています。
しかも
きっかけは
失恋と
 ―ここまではよくある話
それに伴う
ストーカー行為を
注意されたことによる
絶望です。
常識では
相手を巻き込むなど
考えられないことですが
 ―多少愛憎はあっても
無意識にある
トラウマの病ですから
それなりに
理由があるのです。
神戸学院大学は
総力挙げて
学生さんの心のケアをし
PTSD研究しないといけません。

大学でPTSD解離卒業生がストーカー行為から殺人未遂事件

神戸学院大で
4年の女子学生(21)と
現場にいた
巡査部長(40)が
男に包丁で相次いで
刺され重症です。
同大学の卒業生で
無職の男性(25)が
「復縁の話し合いを
拒否され警察を呼ばれたので
殺すつもりで刺した」と
供述しています。
3月に卒業したようですが
大学内のトイレで
自殺未遂騒ぎを起こしたり
警察で注意を受け
「ストーカー行為をしない」との
誓約書を書いたりしていました。
自分では
心身をコントロールできなかったようです。
殺人事件まで起こすのは
PTSDでしょう。
学生達は
大学だから安全だと思っていたのにと
恐怖感を顕わにしています。
在学生が血まみれになったり
警察官が苦しそうに
転がっていたら
ショックでしょう。
こころのケアが必要です。
臨床心理学科もありますから
できるはずです。
 ―秋の仙台の学会のとき
 院生が質問してくれたから
 知ってる。