子どものころ
実家は裕福でしたが
父親の放蕩のため
母親はすぐ激し
家の中が不安定で
いつも追い詰められるような気持ちで
暮らしていたそうです。
そういう子は
空想がちになりますが
―現実には
逃げ場がないですからね。
幻想も生易しいものではなく
―イメージというとよく
馬鹿にされますが
生易しいものではありません。
花が人間に観えて
話しかけてきたりするものですから
恐怖心で
家に逃げ帰ったこともあったそうです。
―そういえば
ノビタのような子は
白昼夢の途中で
ジャイアンやスネオにも
出会います。
静香ちゃんだけだったらいいのに
でもそこは
無意識の自己治癒力が
働いていて
必要なのですよね
恐怖心をどうしたか?
絵を描いて
沈めていったそうです。
―ユングに似てますね。
ユングもイメージを師事しながら
自分のPTSDを自己治癒させました。
しかし
そこはまだ原点
―原点に還るのに
時間もエネルギーも必要です。
それまでは仮の人生
自己実現しようとすると
いろんなハードルがにょきにょき
出てきます。
★因習的な画壇
★良家へ嫁がせようとする両親
★海外へ行くための苦労
しかし
一心に超えて行かれたわけです。
水玉がお好きで
「芸術は、命がけ」と言う
―如人千尺懸崖上樹ですね。
この人もポニョだなと
思いました。
PTSD克服後自己実現の草間彌生さんの芸術も『崖の上のポニョ』
コメントを残す