カラオケで
よく歌われる曲の1つのようですが
―PTSDの哀しさが
どこか解かるから
人気があるのでしょうね。
松本清張の小説は
少年が
見ず知らずの人を殺す
物語です。
― 一見理由なき殺人です。
事件のきっかけは
母親に似た
女性の情事を見てしまったことです。
相手の男を見たときに
―初対面なのに
こらえることができなくなり
泣き叫び
握り締めていたナイフを
頭の上にかまえて
駆け出し
男に突進して
何度も何度も
刺します。
男が
崖から転がり落ちても
川の中をはいつくばって
逃げまわっても
少年は
どこまでも執拗に
男を追いかけて
何度も何度も
泣きながら
男を刺しました。
女性が好きだったわけでは
ありません。
ある時
母親の情事を見てしまい
―ショックですから
記憶は凍りついたまま
あれこれ防衛機制を働かせ
なんとか
やり過ごします。
似た女性の情事を見たショックで
トラウマエピソードが
いきなり蘇ったのです。
過去の無力感に襲われ
―どうしようもなく
ショックだったのです。
それを解決しなければ
―目の前の男性は
少年にとっては
母親の情夫です。 ←親戚だったかな。
無力感で
気が狂いそうだったのです。
今の解離殺人も
事件は人それぞれですが
トラウマの衝撃度や
メカニズムとしては
同じです。
子どもは大事に育て
保護しなければなりません。
『天城越え♪』はPTSD少年による解離殺人事件
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