コクリコ荘は
ハイカラな
明治の建築ですが
―診療所だった。
―門の外から ←漱石の『門』
向かって
左に隣接する
(幼稚な説明のようですが
左は無意識なのです)
離れは純和風
海(メル)ちゃんの
こころの傷に
やさしくも毅然と寄り添う
おばあさんは
着物を着てます。
朝ごはんを一人食べないところも
好きです。
―着るものや食べ物が
大きく変化しています。
中国では先天易から後天易に
変化するほど
こころが変わるのです。
この頃は3食が普通になってたと
思いますが
昔は2食とか
1食
それすら食べられない時代も長く ←これは問題
今のように
「朝ごはん食べない子は!」という
風潮はおかしいのです。
―今の栄養学も
医学同様の問題があります。
ひとりくらいこういう人が
いないのはおかしい。
羽織を着てるのも
静的で好きです。
アリエッティのモチーフになった
盛美園
こういう風に
整然としてれば
よいのですが
今の心理業界は
洋風化で
日本文化が壊されてます。
―かぐや姫はわがままという
箱庭論文に
学会奨励賞ですから
酷い暴挙です。
アリエッティの家に
ドールハウスがねじ込まれ
大変なことになったシーンは
その皮肉でしょう。
ドイツ精神医学に当てはめ
うつ病と診断される人が多いですが
―最近は網をかけだした。
ジブリは
現代は不安と神経症の時代と
考えています。
ポニョからずっと続く
現代医療への問いです。
進路を問われ
海(メル)ちゃんはつぶやきます。
「お医者さんになろうかな?」
なってください!
こういう場所にいる人にこそ
―こころの傷にまっすぐ向き合った人
なってほしい!
『コクリコ坂から』にもアリエッティの盛美園モチーフ
コメントを残す