2004年の1~3月に
全国の少年院を出た
18~19歳の
644人
38.5%にあたる
248人が
25歳までに
罰金刑以上の
刑事処分を受けていて
2度以上繰り返した人も
93人いました。
要するに
25歳までに
4割が何らかの再犯を
していることになります。
少年時に
窃盗や傷害
薬物犯罪をすると
同じような罪を
繰り返す比率が高かったそうです。
―盗みも暴力も
薬物も依存症です。
依存症の治療が
できていない証拠
ロジャーズという
心理学者は
児童相談所で
非行少年の治療を
していました。
―まずは児童相談所で
治療です。
刑罰ではありません。
しかし
精神分析や説得療法だけでは
再犯が多いのに
絶望し
クライエント中心療法を
―クライエントの言いなりという
意味じゃないですよ。
モンスターがよく
拡大解釈するから
編み出したのです。
―反省させられるのではなく
こころから反省の気持ちが起こるとき
宗教的ともいえるような
深い癒しが
(自己治癒力)が起こり
世間とつながれます。
「昔はやんちゃしてはったけど
今はいいお父さんや」
そういう人が多かったのです。
一部道を極めてしまう人は
ありましたが。
傾聴やラポールが大切なことの
確認でした。
日本でも流行したのですが
「聞けばよい」
「言いたいことをガマン」
これを傾聴と
勘違いした人が多かったので
廃れてしまい
―「傾聴しかしてくれない」とか
誤用が目立ちます。
専門家が悪いのです。
今では…
★魔の上から目線
★下手すりゃ薬づけの網にかかる
ネズミじゃないぞ!
箱庭セットもあったりしますが…
象徴が見えない
(ガラクタ)のは
発達障害の証だとかで
ユング派が
誤診の片棒担いでます。
最近は
統合失調症と誤診される人も
出てきてるそうです。
一方で
ここに書いたような1つの
見方はしない方がよいのだそうです。
―いろんな見方が大事なんだと
九大の助教授が
言ってました。
世も末なんです…。
非行少年の再犯率4割と『借りぐらしのアリエッティ』
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