第一話は
母親の四十九日過ぎ
あたりです。
―実は自殺なんですが
事故死ということに
してあります。
ミタさんの存在を認めた
父親が最後に
伝えます。
PTSD治療でも
信頼関係から
徐々に真相がわかります。
下手したら
「大丈夫です」しか
教えてもらえません。
個性豊かな
4人の兄弟は
母親の死という
ショックを内に秘めながら
―まだまだヒリヒリしているのが
だんだん明らかになります。
ある種人格障害的です。
変わり果てた
日常や
―朝起きて
窓を開けたら
枯れた庭木や花
冷蔵庫を開ければ
バターがないなど…
1つ1つショックです。
家族関係の解体の確認など
―母親中心に
1つのまとまりがあったのです。
けんかが絶えません。
様々な変化に
適応させられています。
父親は
「いつまでも
悲しんでいないでさぁ」と
★仏壇を注文し
★家政婦を雇い
★「金あんの?」と聞かれ答えた
「保険金だってあるし…」に
多感な子どもたちは
1つ1つ過敏に
反応します。
全員が一致した
考えならまだよいのですが
母親の遺品をどうするかという
ことについても
「早く処分しろ」という子と
「なんてこと言うの?」という子に
分かれます。
―双方本当は割り切れない
想いがあるのですが…
「それは業務ですか?」
「かしこまりました」で
感情殺して
何でもやってしまう
ミタさんがいるからこそ
ハッキリぶつけられるのかも
しれません。
すでによく売れてるそうですが
ドラえもんのポケットみたいに =異次元
何でも出てくる
ミタさんの
ドクター・バッグ
―やはり治療者なんでしょう。
第三の抜けがないと
PTSD予防は
難しいのかも
しれないですね。
現在の日本の多くの家庭には
ドクター・バッグをもつ
ミタさんが必要なのでしょう。
『家政婦のミタ』母親の死PTSD予防に派遣された家政婦
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