父親は無類の酒好きで
無収入
―アルコール依存症ですね。
酔わずにはいられない
PTSDだったのでしょう。
生活を支えていた
祖父が亡くなると
生活は困窮し
父から
才能を当てにされ
虐待とも言える
苛烈を極める
音楽のスパルタ教育を受け
―中学生の時
音楽の時間に
当てられて
この部分を話した覚えがあります。
レシートに作曲したとかも
言ったような気がするけど
苦悩は半分くらいしか
理解していなかった…。
フジコ・へミングみたいですね。
一時は音楽そのものに対して
嫌悪感すら抱いたこともあるようです。
―被虐待児ですね。
それでも
がんばって努力し
モーツァルトに弟子入りしますが
最愛の母マリアの病状悪化で
故郷に戻り
まもなく母は死亡
母の死後は
家計を支え
父や幼い兄弟たちの世話に追われる
苦悩の日々を過ごします。
今度は
ハイドンに才能を認められ
救われますが
20歳代後半ごろより
持病の難聴
(原因については諸説あり)が
―ストレス性心身症っぽいですね。
徐々に悪化
26歳の頃には中途失聴者となり
神経性とされる ←PTSDですね。
持病の腹痛や下痢にも
苦しめられつつ
非行に走ったり
自殺未遂を起こすなどした
甥カールの後見人として苦悩しますが
苦悩の中で作られた曲に
未曾有の境地の高さが
示されていると
評価されています。
凄まじいまでの
トラウマティックな人生を
【昇華】した人生が
そのまま音楽になっています。
ベートーベンも機能不全家族性PTSDを昇華
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