あれもこれもの世の中ですが
大切な本が
一冊あればいいと
宮崎駿は言います。
そして
漱石への想いがあるようです。
現代日本人の
PTSD問題は
漱石の時代に
創造的退行すると
よいように思います。
―脚下照顧の脚下は
集合的無意識です。
温故知新とも言いますね。
ポニョも漱石に影響を
受けています。
伝説的灘校講師も
漱石が認めた
一冊だけを
中学生に
3年間使用しました。
不安がる学生には
「すぐに役に立つものは
すぐ役に立たなくなる」と
おっしゃったそうです。
合理化の時代は
確かによくないです。
抗精神病薬は
よく効くけど
すぐ効かなくなるそうですね。
―麻薬ですものね。
そしてそれだけでは
済まなくなります。
『銀の匙』は
日本語がきれいであるのも大事ですが
病弱で繊細な少年が
その繊細さを維持しているところに
意味があると思います。
―普通はキレます。
それができたら
PTSDを発症しないで
昇華できますから。
日本語が
ある程度正しく使えるのも
大事です。
伝わらないと
癒されませんから。
PTSD予防には『銀の匙』だけでよい
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