安否不明の日本人14人について
情報が錯綜
「何を信じていいのか！」と
怒りが表明されていますが
そこに
現代日本人の
自我の弱体化が
象徴されているように
思います。
　―日本人でも
　船乗りの場合は
　そういう風にはならないような。
アルジェリアまで行くのは
本人も家族も
それなりの覚悟があってのことで
この期に及んで
盲目的に何かを信じて
安心しようとするのは
危なげな態度です。
原発問題や
精神科医療問題では
多くの人は
専門家に従っておけば
「大丈夫」で
済ませてきました。
　―全然大丈夫ではないですが
　実験室のネズミのように
　条件づけられてしまいました。
　飼いならされたと言ったら
　よいでしょうか。
かろうじてその群衆から
離れた人でも
さらなる事実を知ると
「じゃあどうすればいいのか！」と
逆ギレして
思考停止になったりします。
　―まだまだ幻想への甘えがあるのです。
人間が矛盾のなかで
それに耐え
工夫して生きていく存在であることを
忘れているからでしょう。
アルジェリアの場合も
数十年前なら
普通のPTSD予防
（こころのケア）でよかったのでしょうが
今は
こころのケアそのものが
簡単なものではなくなっているかも
しれません。

長野県の
県立高校で
１６歳の女子生徒が
男子生徒に
刃物のようなもので
切りつけられたそうです。
命に別状はないそうですが
首にけがをしているそうですから
PTSD予防が必要でしょう。
物騒な世の中になりました。
PTSD予防教育をしましょう。

午前５時４０分ごろ
神戸市灘区の
公園で
阪神大震災の
慰霊碑を照らす
照明が壊されているのを
慰霊に来た
自治会長の男性（８３）が見つけ
通報しました。
「心無い行動で悔しい」と
嘆いておられます。
「鎮魂」と刻まれ
被災者の冥福を祈る言葉が
つづられているのに
そういうことができるのは
解離しているからですね。
　―普通は無理です。
　しかも今日を選ぶなんて
　攻撃性が強すぎる。
PTSD関係のブログを
荒らしまわっている人と
同じ人種だと思います。
未治療で悪化し始めると
どんどん酷くなり
　―どこにも相手にされなくなって
　蛸壺化すると
　またストレスになる。
加害者に転じますからね。
こころのケアが
まだまだ足りないのでしょうね。

連続不審火の容疑者として
事情徴収されていた
30代の警官が
自殺しました。
放火もPTSD
　―依存症です。
　ストレス発散の間違った方法が
　やめられなくなるのです。
自殺もPTSD
警察官には
PTSD予防教育が必要です。

優しく礼儀正しい生徒が
優しく生徒を可愛がると
評判の
祖父母を
執拗に刺し
自首したそうです。
優しくても
不登校で
叱ることがあり
口論になったようです。
そりゃそうですね。
優しいという言葉に
　―なんかここで思考停止にさせる
　免罪符
惑わされてはいけないでしょう。
両親が離婚して
祖父母に預けられていた
そうです。


それだけで…なんて
言っちゃいけません。
それだけで
心臓が悪くなったり
　―心身症
殺人事件が起きたり
精神病院の閉鎖病棟で
一生過ごすことになる場合さえ
あるのです。
子どもにとっては
一大事です。
こころの痛みは
傾聴しあわねば
なりません。

奈良在住の
民間病院職員としか
書いてませんから
どんな病院かはわかりません。
　―被害の大学は
　大阪府立大学の
　看護学科のあるキャンパスかもしれない。　
しかし
今の問題は
医療です。
精神科がその筆頭でしょうが
病院で働いていると
普通は
矛盾に苛まれるはずです。
　―病気を治す場所ではなく
　　悪化させ
　　不健康にしているところが
　　大きい。
大学と病院は
思想が共通ですから
　―発達障害が流行っていると言われれば
　発達障害専門外来ができ
　迷いなく
　一律薬漬けにする。
　ユング派も
「象徴が使えてないねぇ。
　これは発達障害。
　そういう子確かに増えてる」と迎合　　　
大学に忍び込み
秘密の何かを
つかもうとしたのでしょう。
その精神は正しいですが
解離してると
どうも安直になってしまうのが
悲しい話です。
　―わかる範囲の
　簡単な問題にすり替えてしまう
　認知の歪み
PTSD予防教育が
必要です。

警察庁の
自殺統計（速報値）によると
全国の自殺者数は
前年（１１年）から
２８８５人減の
２万７７６６人でした。
９８年に急増し
３万人を突破してから
びっくりして
　―対策など始め
キリのよい
3万人で線引きしたのですが
依然として
異常状態であることには
変わりなく
　―グラフを見ると
　98年以前と以後で
　（平らな低い山と高い山）
　２つの山になっている。
PTSD予防教育をする必要があるのは
言うまでもありません。

香川で昨年12月
児童の下腹部に
2週間の裂傷を負わせた
男性教諭が
児童の保護者から
告訴されました。
ふざけていて
何度か注意しても
反抗的な態度だったので
キレてしまったようです。
そういうのは
こころの問題だから
その場でなんとかしようとせず
どこかで
話を聴く必要がありますね。
　―そのためにスクールカウンセラーがいる。
　先生にもキレないように
　PTSDを教える必要があります。
昨日会った子は
小学生の時
学校で暴れて以来
セルシン漬けです。
暴力はふるいませんし
むしろぼーっとしていますが
4年経つと
支援学級にも適応できなくなり
部活も出入り禁止にされました。
　―義務教育には
　なっていません。
膝蹴りの裂傷より
致命的です。
犯罪だと思います。
箱庭にも
薬害の表現がたっぷりあり
　―セルフの象徴が
　軍人に攻撃されている。

帰り際
ゴキブリを蹴飛ばしていましたが
　―投影でしょう。
生きてるんだからと
言うと
一瞬ですが
元気を取り戻しました。
　―元気はあるのです。
　お母さんもはっとされてました。
そして負の連鎖を
根本から断つ
セッションになったと
思います。

この頃は
阪神大震災と呼ぶんですね。
淡路島も入れましょうと
いうことだったのになぜかな？
大遷宮の年だから
古事記を連想するものは
排除するのかな？
　
　―蘇りの効果が薄くなる。
こころのケアという言葉が
生まれた
大惨事です。
忘れられないし
忘れてはいけないですね。
宗教での
法事のように
いつまでも
みんなで
集まり
　―時空を超えて
思い出し
語りたいように
語ることが必要です。
　―語らない自由もあるし
　言葉でなくてもいい。
こころのケアと言えば
公衆衛生の専門家が
「それ何？」
学会で言えば
臨床心理士らが
一斉にメモメモ…
　―私を嫌いな人はもう来ないのでね。
被災地では
向精神薬による
治療を意味するそうです。
「怖いです」と言えば
「怖がりさんは
認知行動療法で直しましょうね」
その経験者が
東日本大震災の被災者に
経験を語らせられています。
悪しき負の連鎖ですね。
これは断たねばなりません。
PTSD問題には
陰陽がつきものです。

正しいこころのケアを
普及させたら
日本の底力になると
思います。