ある中学生の男の子は
箱庭をしに来たのだけど
―楽しみにしてきたのが
伝わってきました。
なぜか
固まってしまって
過呼吸になり
箱庭どころではなくなりました。
ストレスに弱いわけですから
迫力がありすぎたのかとか
―自我が脆弱になり
萎縮している場合
圧倒される場合もあります。
創作がストレスなのかとか
―無意識をまとめさせる装置ですから。
いろいろ考えながら
対応しました。
普通のことですがね。
すると
1週間後
急に学校に行きました。
固まったのは
一緒に来所したお母さんが
出て行ったからでした。
同席するからと
半ば騙して連れてきたようです。
そして
家では過呼吸は
よくあることだそうです。
よくあることを
一大事と捉え
対応したことが
治療になっていました。
わからないながらに心配し
リラックスできるよう
助け
どの程度のことなら
できるのかつかむべく
いくつかのことを頼みました。
―妙に協力的で驚きました。
何もできなかったという
結果は子どもを傷つけますからね。
数日前気づいたのですが
どうもそれは
アシュトンマニュアルにも
何げに書かれている
暴露法になってました。
いわゆる暴露法は
危険視されていますが
ラポールを中心とした
本来のものとは
異質なものです。
仮に学校でパニックになっても
大丈夫だという自信が
ついたのではないでしょうか。
親族が大惨事に遭ったようなので
―被爆型
引き続き
箱庭をしますが
―治療初期に表面的な
症状は消える。
自己治癒力は
しっかりあるのがわかりました。
私のところに来る子は
喋らない子が
多いですが
全く問題がありません。
過呼吸発作対応したら不登校が治ったPTSD児
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