幼稚園に通う
子どもの頃に
性器を切り取られたのですが
社会人になって
その加害者と
出会いました。
普通は
すれ違ってしまうように
思いますが
どちらも
相手をしっかり認識できています。
無意識の記憶は
大したものですね。
加害者は
被害者の美しさに
魅入られて起こした
犯行なので
記憶がより鮮明だったようです。
金閣寺を放火した
修行僧と同じ
心理です。
倒錯ですね。
苦しみに圧倒されると
解離して
とんでもないことを
してしまうようです。
詫びて済むことではないと
知りながらも
罪に怯えながら
謝罪します。
何げに
阿闍世コンプレックス的な
展開だから
―作者は
精神分析を紐解いている。
主人公は
赦すのではないかなと
思います。
対決したことで
PTSD予防も終焉に向かうのでしょう。
朝日新聞『聖痕』233話 PTSD予防中に加害者と対話
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