椎川恵さんの新作は
DVがテーマです。
平凡な
結婚のはずが
夫の暴力で
たちまちドラマになります。
最初は
シェルターに逃げ
ステップハウスに移り
離婚成立
DV被害者ばかりが暮らす
自然農園で
住み込みで働いていたのですが
夫が追跡をやめません。
いつまでも
不安と恐怖で
不自由な
収容所生活みたいなものですね。
よくあるパターンです。
逃げるだけではダメだと
気づいたヒロインは
立ち向かうようです。
ただ立ち向かうだけでは
ダメなので
―警察でも太刀打ちできない。
こころのなかにある
砂漠や
自然農園と
向き合うことが
大事だと
作家の目は
気づき始め
発信しているうのでしょう。
学会なんかより
架空にこそ
よっぽど
真実があります。
『手のひらの砂漠』DVは箱庭でPTSD予防
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