中井久夫の
『「昭和」を送る』
精神病を
精神にかかる圧力としてみていて
―フロイト的
3つの圧力
今は
無意識の欲望が
超自我や自我を
吹き飛ばす
解離人格が増えている。
診断名と
―誤診が増えましたからね。
減圧の工夫を
提案しています。
―今の精神科医は
薬で減らそうとして
増圧する。
アクチベーション・シンドロームの
できあがり
そこが
PTSDに気づいた人の
知りたいところでしょうが
新聞の書評に
わかりやすく書いてしまうわけには
いかないのでしょう。
―そういうのが「ある」と
世間が知ればそれでいい。
「ない」と思われているから。
その一端ですが
人には
自然治癒力があり
―PTSDを放置してよいという
意味ではありません。
事態にだってあると
言い切ります。
―人が事態を作るのですからね。
PTSD解離社会も
どうにかなるのです。
なんとかするならば。
今の医療には
―精神科だけではありません。
自然治癒力という
言葉はないそうです。
―南山堂医学事典
兆候や予兆と呼ばれるものを
観る力は
―子どもを見てたら
『ああ、転ぶなぁ』と
わかりますね。
シャーマン的ですね。
こういう精神科医が
だんだん減っています。
精神科医と言うより
臨床家という感じです。
昔は
分化されておらず
哲学・宗教・芸術・医療
複合したような
分野でしたから。
悪化の限界点を超えて
ここに回帰するのだと
思います。
いつになるかは
知らないけれど。
うつ病でっちあげ時代でも中井久夫は自然治癒力とフロイトでPTSDを診る
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