もともと
2つのお話を1つにしたものですが
― 一太極二陰陽
どこかで見たことがある
モチーフがあるなぁと
思っていたら
『愛と死をみつめて』
でした。
軟骨肉腫に冒され
―兵庫県の話ですが
原爆との関係を
何となく暗示していたような。
宮崎駿の天才は
フクシマのことも
取り込んでいると
想像します。
21年の生涯を閉じた
女性と
3年間
文通していた
大学生の恋愛物語です。
偶然ですが
1963年に出版され
―『コクリコ坂から』の舞台も
1963年横浜
160万部を売り上げる
大ヒットを記録
『世界の中心で
愛をさけぶ』や
『いま、会いにゆきます』等の
純愛小説の
先駆けと言われています。
仏教は
生老病死に
PTSD予防が必要なことを
まず端的に
教えています。
恋愛の質が
より霊的になりますね。
―ユング心理学の
アニマの段階の話
これに
ゼロ戦の問題が重なるのだから
二郎が直面した問題の
スケールは
壮大です。
今の日本人が
こころを保とうとしたら
目先のことじゃなくて
そういうのが必要だから
先駆けて
提示してくれているようにも
思いました。
目的なしに祈る
SECRET: 0
PASS:
「生老病死」を排除しようとするのではなく(矛盾を)受け止めつつ、という感じですか?
「愛と死を見つめて」は見た時号泣しました。
2人の愛が儚くせつなく悲しく純粋だったからです。
ですが、その後が衝撃で、それだけの深く愛し合った涼子ちゃんが亡くなって、クサナギ君には新しい恋人ができ、「人は一人では生きていけない弱い存在なのです!」とマスコミに向けて怒り口調で言っている場面があり、そちらの方に人生とは、愛とは何ぞよと強く考えさせられました。
翠雨さん流の作品を辿りながら哲学していく記事が以前から楽しくて魅力満載で大好きなので今後も楽しみにしています。
こちらこそ、よろしくお願いします。
SECRET: 0
PASS:
>まきりんこさん
まあそんな感じです。
確かに死後のことはむつかしい話になりますが、あの物語の中で、苦悩したことは大事ではないかと。あれが最終の模範解答ではなく(大学生ですし)、今の時代の我々が深めていく課題ではないかと。
ややこしいことにおつきあいいただき感謝です。