祝宴に呼ばれた凡夫たちが
あまりに
自分勝手なことを
あーだ、こーだ言うのが
聴こえてきて
―失礼千万
思わず
手にしていた
貝を割って
遁走します。
―夢のなかにですが
二枚貝は
唯一絶対の組み合わせ
貝にも
陰陽あるそうです。
―表と裏
しかし
決まった組み合わせのなかから
神経衰弱のように
選ばねばならないのは
予定調和的で
ありきたりです。
教育係の
相模は
「高貴な姫君は
~であるべき」と
上から目線で
あれこれ指導しますが
所詮
現実適応にすぎません。
こういうのはおかしい!と
哀しみと怒りのなか
気くことが
個性化の始まりなんでしょう。
この世は
理不尽なストレスだらけ
それを我慢するか
キレて失敗し
迷界に落ちるか
正しく抜け出して
個性化するか
我々の前には常に
3つの道が開けています。
『かぐや姫の物語』PTSD克服個性化の過程で「貝合わせ」をやめる
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