『かぐや姫の物語』PTSD克服過程の自我と自己

かぐや姫が月に還るのを
邪魔しようとする
翁を
月の王が諭します。
 ―天人は集合的無意識にいる祖先たち
 月の王は真の自己


 ―如来だから
 (来るが如し)
 本当は深層心理にいる。 
ただの樵が
 ―貧しい凡夫が
金剛経のほんのワンフレーズを聞いて
発心し
 ―真理の存在を信じ
親元を辞して
修業し
 ―字も読めないし
 田舎者扱いされながら
 怒ったりせず
六祖慧能になったように
覚った人間は
みんな出家してきたのです。
 ―ポニョも出家
行いがよかったから
かぐや姫を預け
豊かにしてあげたのに
邪魔するとは何事かということでしょう。
仏法では
ダイバダッタよりも
 ―裏切り者の象徴
さらに悪者であると
言われたりします。
現実の親も
良かれと思って
足を引っ張り
子どもをこころの病にしたり
しますね。

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