『かぐや姫の物語』PTSDは記憶障害

「禁を破って
帰還女性の記憶を呼び覚ましたことが
発覚し
姫は
地上の思い出によって
女を苦しめた罪を問われる」
高畑監督の
企画書に書かれています。
PTSDの女性にとっては
トラウマチックエピソードは
思い出すと苦しいもので
自我から
地球と月くらい離しておかないと
危険なものです。
 ―すべてはたとえ話
 
 仏教説話ですから。
だから
心療内科では
「過去を忘れて前向きに」とか
言うわけですが
それでは
女性は
「なんでだろ…。
落ち込むのに
この歌を
歌わされてしまう…」という
苦しみから
いつまでも逃れられないのです。
「どうしたのかな」と
寄り添うやさしさは
本当はタブーではなく
必要なことです。
集合的無意識にある
常識にある間違いを見破り
越えてゆくことが
PTSD克服と個性化に
不可欠です。

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