ジブリの拡充法によるPTSDと個性化の『かぐや姫の物語』


昨日下巻が手に入りました。

メインのシーンは

十牛図の第7図だと
気付いたら
 ―崖の上でもあるから
 ポニョのあの公案です。
ユング派が言うような
わがまま論とか
 ―ドタバタ求婚者から見た場合で
  月の世界から見たらまた別
永遠の少女じゃなくて
 ―永遠の少年はピーターパン
個性化の過程
(自己実現)モデルだと
 ―宗教なら悟り
わかりました。
ユング派が
表面的にしかとらえないから
ジブリがしびれをきらして
拡充法を取り入れたのだと思います。
 ―宗教や哲学で深い意味を探る
  ユング派的方法
ジブリは
現代は不安と神経症の時代ととらえて
 
 ―PTSD
子どもたちにエールを送っていますが
 ―ポニョのパンフレットに書いてある。
ユング派は

象徴がつかえてない
発達障害が増えていると言います。
根本的に
象徴論が間違ってるのが
バレちゃいましたね。
そう言えば
「発達障害の「主体性の欠如」についても
ラカン派からみたら
おかしいと指摘が出ています。
昨年一緒にシンポジウムに出た
若い研究者がそう発表してました。
本邦ユング派は
もうボロボロですよ。

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