『かぐや姫の物語』虐待PTSD問題とガキ大将


捨丸は
イノシシに襲われそうになったら
助けてくれたり
漆の木に触れようとするのを
制したり
地盤の脆い場所を教えたりするので
 ―小さな老賢者
かぐや姫は
自分は
「捨丸兄ちゃんの手下だよ」と
言います。
昔は
ガキ大将がいて
遊びのルールだけでなく
 ―喧嘩してもいいけど
 血が出たらおしまいとか。
 割と壮絶かもしれないけど
 これで対人関係を学んだ。
日常の知恵を伝授していました。

今は
そういう子は
乱暴な子と認定されて
発達障害認定の上で
薬漬けにされるかもしれないですね。

子どもの頃なら
おいしそうなウリを1つ拝借しても
怒られるくらいで済みますが
 ― 食べ方や
  一緒に食べる楽しさ
  みんなと分けることを学ぶ。

大人になって
鳥を盗めば
犯罪です。
しかし
彼らの住む世界では
仕方がないことのようです。
かぐや姫はこういう現実を知り
無力な自分に傷つきます。
 ―もののあわれを感じるにも
 自我強化が必要
今の日本でもこういう人たちが
アウトローになっていますから
PTSD予防教育が
必要なのです。
竹は皇室の象徴でもありますから
かぐや姫は
人間世界を映す鑑です。

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