オウム裁判と佐村河内会見のPTSD的布置

週刊誌で
佐村河内氏を告発した
ノンフィクションライター
神山典士さんは
佐村河内氏の記者会見終了後
報道陣の囲みインタビューに応じ
「この騒動の中で出てくるということに
僕も多少なりとも
頑張ってほしいという気持ちがあったが

内容を聞くとまったく
誠意が感じられなかった。
謝りながら『名誉毀損で訴える』とか
無茶苦茶な論理。

彼の論理に乗っかってしまうと
操られてしまうと思った
」が
「わからないことがある以上
追及していきたい」と
述べました。
オウム事件の
平田被告の判決も出ましたが
裁判員たちは
PTSD反応に耐えながらですから
事件の核心に触れることは
できませんでした。
しかし
2つの出来事が
重なったところには
布置を感じます。
人々が
表面的な事象に流されることなく
本質における類似性に気づく
よい素材になったのではないでしょうか。
まずは感情論に巻き込まれず
考える人たちが育っている点で
期待できると思います。

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