最終話で2つ出てきました。
子どもを亡くした女性は
妄想に生きてますが
―ポストを生贄にしながら
時に
些細なことから
―ポストのヘアゴムについた2つの赤い玉
無意識の連鎖反応が起き
―赤い花(ラナンキュラソ?)
子どもの小さな赤い靴
踏切の警報音が脳裏に鳴り響き出すと
信号の赤が見え
子どもを亡くしたあの日の状況が
鮮明に
蘇ります。
その女性の妄想を破る治療をした
魔王もまた
幻想の中で
子どもを亡くした日の
悲しさの中に立ち尽くし
―土砂降りの雨の中
余力を振り絞って
―百尺竿頭一歩進めよ
ボールを蹴り
倒れこみます。
―しかし
オツボネに見守られている。
―自己も他己も否定したところを
月(セルフ)が見ている。
ここから人は恢復してゆく。
子どもを亡くした
こころの傷だけで
人はPTSDになります。
―妄想から人格障害もどきまで
しかし
時に起るフラッシュバックは
自己治癒力の働きによるものなので
消し去るのではなく
正しく扱うのが治療的になります。
虐待PTSDドラマ『明日ママ』フラッシュバック
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