『思い出のマーニー』最後は幻想と現実に橋を架けるPTSD


ジブリが夏に映画化するので
岩波少年文庫の
原作の広告も
大きく出ています。
ヒロインは
今の日本なら
統合失調症扱いで
クスリ漬けにされてしまうような
妄想の世界に入り込みますが
最後は
現実に戻されます。
普通 → よくない状態  →普通に戻ったのではなく
 ―無意味な反復
PTSDのトラウマを抱えて生きていたのが
自然治癒力による
瞑眩(好転)反応が起こり  ←幻想
トラウマが癒され
自我強化され
成長して
日常に還ってくるのです。
 ―架空とは
 絵空事ではなく
 現実と非現実に
 橋を架ける(ラポール)こと
好転反応には
いろんな症状がありますが
それはありがたいことだから
クスリで消そうなんて
考えてはダメなのです。

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