『風の谷のナウシカ』もPTSD克服物語

まるで現代のPTSD社会を
比喩したような世界に住んでいるので
 ―病気や解離暴走の負の連鎖が多い。
それだけでも
ストレスですが
父親を殺されたショックのなか
敵国と闘い
瀕死の重傷を負います。
母親が幻想のなかでしか
出てこないのは
亡くなったのでしょう。
 ―原作では
 兄姉10人が母親の毒で
 死亡している。
つまり
PTSD予防中に
 ―憎しみで何をするかわからない
 自分が怖いと吐露しつつ
 それを傾聴され
 解離せず頑張る。
伝説の人になったのは
古典的な
PTSD克服過程における
個性化です。

迷子のキツネリスに対し
「怖くない」
「怯えてただけよね」に
言い聞かせるようなかたちで
自分に言い聞かせ
トラウマ(こころの傷)に
向き合ったのだと思います。

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