太宰治も誓約書でPTSD解離防止努力

井伏鱒二宛ての宣誓書が見つかりました。
「迂愚な交際下手の性格が
宿命として
それを決定しているように思う」と自己分析
その上で
前妻との自殺を反省し
「ふたたび
私が
破婚を繰り返したときには
私を完全の狂人として
棄てて下さい」と
鬼気迫る文面です。
宿命とは
フロイトのいう
固着と退行であり
 ―トラウマのもつ
 治ろうとするエネルギー
それを放置していることが
人間関係下手の原因であると
なんとなく自覚しつつ
権威のある人物に宣誓することで
なんとか解離しないように
太宰だって
努力していたわけですから
PTSD解離人格にとって
開き直りは致命的だと
思います

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