『かぐや姫の物語』ラポールで伝わるPTSDのトラウマ


絶望の中
 ―いやでも月に還らねばならない。
歌を謳い
 ―歌うことしかできないので
 媼が勧めた。
過去の記憶を取り戻したとき
 ―百尺竿頭一歩進めよ
 こんな状況でも
 表現することが大切
かぐや姫の脳裏に浮かんだのが
この映像でした。
媼は
目ではなく
こころでそれを観て
捨丸に遭えるよう
計らいます。

かぐや姫の記憶の中の
この女性のように
気持ちをこの世に遺しては
ならないからです。
 ―いつまでも悲しみ続ける。

思う存分
トラウマのエネルギーが
昇華されたら
戻ってくることもないからです。

ただし夢の中で
だったのですがね。
 ―これがなければ
 ただの解離行動

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