月別アーカイブ: 2014年7月

『かぐや姫の物語』PTSD解離性幻覚で生命の危険

大伴大納言は
かぐや姫を
このように
例えたばかりに

それをつかんでくるように言われ
正直に海原に向かいますが
荒れ狂う海に
龍を見て
 ―幻覚

自分の目が
龍の玉のようになってしまいます。
これまでの3人のように
嘘偽りがないのは
よいですが
まっすぐなだけでも
公案は解けないですね。
 ―常識ではない。
ユング心理学では
アニマは危険とか
妙に強調されたりしますが
 ―ローレライのようなイメージ
女性が悪いのではなく
自我が強くない男性にとっては
女難の相になるからです。


一般の人が
破滅するのも
内なるアニマのせいです。
 ―そのように行動させられる。

『かぐや姫の物語』PTSD解離性恋愛依存症

石作皇子も
偽物の
仏の御石の鉢を
持って押しかけます。
かぐや姫に対し
自然豊かな
楽園のような場所に
一緒に行きましょうと
誘いますが

隠れて聞いていた
北の方が
ご立腹むかっ
 ―お持ちになっておられるのが
 仏の御石の鉢

いつもこの手で
女性をだましていたことを
かぐや姫に知られてしまいます。

かぐや姫という
象徴を前に
自らのアニマを投影させられ
 ―男性の中の女性性
恋愛依存症と診断されました。
ちょっとした
なんちゃって哲学とか語って
女性をたぶらかす
不埒な輩は
いつの世にもいますね。