コンサータも勧めるPTSD否認発達障害本

『まさか発達障害だったなんて 困った人と呼ばれ続けて なぜおとなになるまで気づかなかったのか』です。
さかもと未明さんは
幼いころから
自分がほかの人とは
どこか違うと
違和感を覚えつつ
いじめにあい
うつにも苦しめられたそうです。
思春期のころ
精神科の受診を切望しますが
それは「甘え」だと
家族に否認されたそうです。
精神科には行かない方がいいですが
無下に否認だけする家族は
機能不全家族と言えるでしょう。
 ―PTSD発症リスクひらめき電球
40代になり
共著者の精神科医に出会い
幼少期から今日までを独白
 ―トラウマの記憶が話され
  ラポール形成し
  治癒するハズですがあせる
それを聞いた
精神科医は
ADHDを合併したアスペルガーと
病名を下したそうで
 ―残念ですが
  両方とも否定された診断名ですひらめき電球
それを紙上で再現したのが
この本です。
話を聴いても
 ―聴かないのが普通
  ヒドイのは怒り出す。
これでは意味がないですね。
第4章は
「お母さんも発達障害だったかもしれない」
 ―PTSD負の連鎖ですねひらめき電球
第6章は
「 発達障害は治せる」ですが
第8章は
「 薬物療法の新たな可能性」で
精神科の受診率が先進国のなかで
きわめて低い日本で
大人の発達障害を劇的に改善する
コンサータがようやく認可された!なんて
書いてあります。
なんかヒドイ本ですね。

コンサータも勧めるPTSD否認発達障害本」への4件のフィードバック

  1. RINKO

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    今日、奈良に河合俊雄さんの講義を聴きに行ってきました!
    今日の話は、難しそうと思い、電車で河合隼雄さんの「ユング心理学と宗教」の華厳の内容を読みながら行ったところ、とてもわかりやすく、本では理解が難しかったところも、例を挙げて分りやすく説明してくれるなど、2時間があっと言う間で本当に興味深い楽しいお話ばかりでした!
    その中で面白かったのが、精神分析なら中観、ユング心理学なら唯識や華厳、そして、認知療法は念仏に対応するとあったところでした!
    そして、話を聞きつつ自分に当てはめて思ったことは、関係性の中でこそ今までにはなかったものが私の中で生起し、思いが湧き、変化することができたのかなと。
    翠雨さんに出会っていなければ、断酒の努力は続けられていたとしても、学びの気持ちや将来の夢、そして、仕事に就くまでは至ってなかったと思えました。
    これが縁起ということなのかなとしみじみと有難さを噛みしめていました。つい自分を周りから切って考えることが癖なので(凡夫?)、こういう視点、日頃から意識していたいなと思いました。
    あと、一昔前日本人に一番多かった神経症は対人恐怖だとあり(それは今日の話からだと、自意識の裏返しで「事」ということでかな?)、次に境界例、そして解離性障害が増え、今現在は発達障害が増えていると話しておられました。
    その流れから思ったことは、東洋の集合的無意識が、なんでも区別しようとする西洋への抵抗が、社会の縮図として現れているのではないかということです。
    それと昔と違い便利だから発達する必要がない部分も増えてるのかな…など。
    大学で日頃から教えているということでしたが、あんな専門的にユング心理学の授業を受けられるなんて羨ましい!!と思いました。

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  2. 翠雨PTSD予防&治療心理学研究所

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    >RINKOさん
    今日でしたか。
    有意義な時間になったようですね。
    一般人を雲に撒くのはうまいかもしれませんが、病の流行の核が観えず、象徴が使えていない等の愚説を語るので信用ならない人物です。

    返信
  3. RINKO

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    >翠雨PTSD予防&治療心理学研究所さん
    そうですよね(_ _。)病の核は虐待など、PTSDですよね。
    学問的に興味深く、もっと知りたい!と素直に思いつつも、かたやどこかとってつけたような感は前回もそうでしたが否めませんでした。

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