『思い出のマーニー』PTSDのトラウマであるサイロと集合的無意識




田舎に着いてすぐに
サイロが気になりました。
 ―崖の上のポニョ
 (如人千尺懸崖上樹の公案)は
  この作品にも引き継がれています。
  杏奈も崖っぷちにいる
  PTSD児です。
  原作は風車小屋であり
  崖の上とは書いてありませんから
  東洋的発想です。
大事なことが
最初に出て来るのが
無意識の習性です。
 ―気になることは
  大事なことであることが多い。

これから
感官を辿って
 ―断食などをしながら
  常識のなかにある家畜状態を抜けないと
  見えてこない場所
集合的無意識を降りて行くことが
暗示されているのです。
 ―家族的無意識にある
  おばあちゃんに逢いに行く。
サイロは
韓国にある
昔の天文台とも似ています。
 ―陰陽五行説的発想
  天文台の中の水に
  宇宙を映す。

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