PTSD否認の露骨な日本心理臨床学会第34回大会

来秋の学会発表について
案内が来ました。
兵庫教育大が主催校で
阪神淡路大震災から
20年間
学会として
こころのケアの研究に努めてきたので
その成果を披露する
よい機会であるというような
ことが書かれています。
確かに
大会副委員長は
日本EMDR学会理事長だし

箱庭療法学会も
特集を出したりしてはいます。
しかし
「災害や事故、事件で…」
「ストレス障害が」
「心のケア」とあるだけで
「PTSD」の文字がありません。

 ―大会委員長が前に書いたもの
 自己治癒力とは書いてしまったが
 レジリエンスにすり替えたから
  大丈夫と思ったか。
「震災時における
発達障害児のこころのケア」等という話題を
 ―こころのケア=PTSD予防 後天的問題
  発達障害         先天的問題
  災害や事故、事件、いじめ
  虐待、DV、体罰等で
  どちらになるのかが論点であることを
  覚られてはならない。
滑り込ませるためなのかも
しれないですね。
 ―発達障害について
  触れないわけにはいかない。
 さすがにメインに持ってくるのは
 はばかられるが汗
圧巻は
発表形式から
理論研究編が消えたことです。
 ―『古事記』『かぐや姫の物語』は
  ここで発表した。
これも
「PTSD」の定義なんかを
おさらいされては
困るからかなと
思いました。
 ―自己治癒力が作動するように
 傾聴やラポールを大事にすること
 無意識の解読が必要であること
 そこには日本文化的哲学があること
 ユング本人でも読み解けないこと
それで
どこで発表しようかな?と
考えて
新設された
シンポジウムにしました。
話題提供をする場所だそうです。



『思い出のマーニー』の
作品分析は適当にしながら
 ―30分しかないから削るが
  ポニョ以来の哲学は端的に紹介できる。
円相法をお勧めしようかなと
 ―事例つきで
考えています。
箱庭はパワフルだけど
来てもらわないとダメなので
簡便な方法も必要なのです。
ジブリが終焉に
ポンと出した答えだしね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です