2013年8月に
三重県の空き地で
中3の女子生徒を殺害した少年に
懲役5~9年の
不定期判決が出ましたが
少年は
「覚えていない」と繰り返しているので
裁判官は
「あなたが事件に
きちんと向き合っているように見えなかった。
他人の痛みがわかる
人間になってほしい」と
述べました。
PTSDはストレス障害であり
ストレスにやたらと弱いので
認識が歪んでいて
今は自分がかわいそうすぎて
他人の痛みなど
理解する余裕がないのだと思われます。
刑務所(行動療法)でどこまで
回復するかということでしょう。
おそらくは薬物療法がついてくるでしょうから
予後は複雑になります。
過酷ですね。
悲劇を避けるためには
義務教育のうちに
PTSD予防教育です。
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PTSD予防教育の重要性をつくづく思い知らされます。
かつては、和風のPTSD予防教育と米国風エンパワーメントの違いがどこにあるか、ピンときていませんでしたが、先日、マドンナさんの話から、なるほどと思いました。
歌手として世に出ようとして都会へ来た直後に強姦されたけれども、強姦された事実は消すことはできないから、訴えて捜査によって、さらに屈辱を受けた上に時間を無駄にすると、歌手として世に出ようとしている自分の人生を棒に振りかねないから、気を引き締めて活動を開始したということでした。泣いている場合ではないという状況認識と、屈辱を受けたけれども、自分はそれで人生を失ってはいけない価値ある人間だと確認することが米国風エンパワーメントの骨子のようです。気をつけないと躁的否認に陥ったり、成功した後に復讐感情が迷走して偶然に強姦犯人を見つけたとき仕返しをして折角、手にした社会的な地位を失ったりする危険性があると思いました。「くだらない復讐はやらない」という対処方法では、復讐感情は迷走していませんが、他者を見下す醜い心に成り下がって、やはり「エンパワーメント」であって、PTSD予防とは違いますね。
要するに、米国風エンパワーメントには、仏性がないということです。
日本人は、和風のPTSD予防教育を進めたいものです。
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>あ*さん
マドンナにもそんなことがあったのですね。
DVシェルターでの初期研修内容も、「話を聴いてあげて下さい」という地味な説明と「PTSD]「エンパワーメント」という斬新な言葉が同居したものでしたが、当時はこころのケアが和風と米国風で構成されている等とは考える余裕がありませんでした。
後になってわかることもありますね。
今一度そのあたりを再確認しながら、和風へと進めるための助力となればと思っています。
いつもありがとうございます。
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>翠雨PTSD予防&治療心理学研究所さん
先生には釈迦に説法ですが、
若いブログ読者の皆さまのために追記しますと、
それでは、無神論者ではない普通の西洋人は、復讐感情の迷走に陥らないように、どうしているかというと、
(1)ギリシャ風多神教で
「homo sum…」
つまり私は人間であって神ではないから、弱さのある人間どうし人間愛で助け合いつつ人生を組み立て臨終を迎える(セネカ風)。
参考文献:山下太郎『ローマ人の名言88』(牧野出版、2012年)pp.52-53
(2)キリスト教で
原罪思想によって
http://www.church.ne.jp/ozuki/bible/4.htm
という具合にしているのが圧倒的な多数です。
しかし、いまどき「無神論者」を自称している人たちは、
神をも畏れないので、復讐感情を迷走させ、しっぺ返しを受けない相手だと見て取ったときにかぎり徹底的に相手を潰しにかかって、人道上の罪を犯したり、
「くだらない復讐はやらない」という対処方法で復讐感情は迷走させなくても他者を見下す醜い心に成り下がったりしています。「科学的なら無神論」という大学人もそういう人たちのようです。巧妙に処罰を免れますが、PTSDを発症しており、ニコチンやアルコールの依存症になったり、お子さまから殴られたりするようです。
あるいは、「よかれ」と思っていても、現実には「加害者としてのPTSD」になっている宗教団体やその加担者もいます。
http://ameblo.jp/aya-quae/entry-11947086880.html
に以前、書いておきました。
こうしてみると、日本人女性の多数派は、『かぐや姫』的な仏性でPTSD予防を進めてゆくのだろうと思われます。つまり「かぐや姫わがまま説」は、日本文化に対して極めて悪質な攻撃になりますね。
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>あ*さん
ジブリも『借りぐらしのアリエッティ』でダンテの『神曲』を提示していましたが、キリスト教以前に立ち返れば、救われる可能性もあるわけですね。旧約聖書のイエスに立ち返るだけでもかなり自由になれると思います。
無神論者を気取る人たちの一部は、無神論でもなんでもない信仰カルト的で本当に辟易します。
わがまま論者の研究者は考えれば考えるほど悪質で何とかならないかといつも思います。
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>翠雨PTSD予防&治療心理学研究所さん
先生、質問です。
「旧約聖書のイエスに立ち返るだけでもかなり自由になれる」とお書きなのは、
「新約聖書のイエスに立ち返るだけでもかなり自由になれる」か、
「旧約聖書のイリヤ(エリヤ=イスラム教のイルヤース)に立ち返るだけでもかなり自由になれる」
のどちらですか?
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>あ*さん
間違えました。
ダブルブッキングはするし少し頭がつかれているようです。
「新約聖書のイエス」の誤記で深い意味はありません。もちろん、イェシュア(ヨシュア)とイエス等でも言われるような再来の話など私にはわからないところです。象徴を読み解くには興味深いところなのですが。
この話題のなかで連想されたイリヤについて何かお気づきのことがありましたら、教えていただけますと幸いです。
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>翠雨PTSD予防&治療心理学研究所さん
そういうことは、アメブロでは
http://ameblo.jp/lizabstract/entry-12005932617.html
こちらのブロガー氏が詳しそうです。
イリヤの連想は、私の母個人のものであり、首都圏にいる庶民にはウケる可能性があるダジャレです。「畏れ入谷の鬼子母神」です。私たちは下々の人間なので、お生まれやお育ちの宜しい方々とは同席しません。
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>あ*さん
教えていただいてありがとうございます。
確かに詳しいです。
消化に多少時間がかかりそうです。
日本のなかでも文化差は大きいですね。
ダジャレ抜きに解読できないところは共通だと思うのですが、ダジャレ否認という文化もあるようです。
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>翠雨PTSD予防&治療心理学研究所さん
ダジャレ否認文化もあって構いませんが、
その文化が存続するためには、
また別のPTSD予防ができる機構が必要になるでしょう。
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>あ*さん
そうですね。
否認は何につけ問題を伴います。