『アルジャーノンに花束を』PTSDのロールシャッハ反応

主人公に臨床実験を受けさせる前の
適性検査に
ロールシャッハテストもありました。
現物は公開できないので
(『リング』に出て
学会が抗議しましたが
今では
ネットに公開されてしまっていますから
無駄な抵抗です)
クリックすると新しいウィンドウで開きます
こんな感じのカラー画像が出てました。
「何に見えるか」答えるのですが
(認知機能を見ます)
「絵具こぼしたところ」と答えますと
「想像力の欠如」と判定されました。
こんな判定をする方が
想像力の欠如であって
教科書的な常識にも
「ショック反応」としての
「回避」や「認知の歪み」「論理の破たん」があり
ロールシャッハ研究はこの宝庫なのです。
PTSDはストレス障害なのだから
(教科書的に言えば
自我が弱い)
ロールシャッハのような
刺激には弱く
(刺激図版と呼ばれます。
世間で言う圧迫面接です。
臨床心理士資格試験の面接もこれらしいです。
だから歪むのですね)
繊細な感性が投影された
豊かな反応は得にくい構造なのです。
(箱庭の方が優れています)
監修専門家は
ロールシャッハに弱いなと見ました。
 

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