福島県警捜査2課の警部(当時51)と
警視(同52)が相次いで自殺した事件は
警察庁から出向してきていた
前捜査2課長(46)のパワハラが原因と
報道されてきましたが
警部は
2004年に
オレオレ詐欺(なりすまし詐欺)事件関連の
容疑者を県内で初めて逮捕するなど
大変優秀だったのに
東日本大震災で
南相馬市内の体育館で防護服を着て
津波で泥まみれの遺体を検視し続け
「原爆が落ちたようにひどかった。
小さな子の検視がつらい」と妻に打ち明け
昨年1月ごろから
「眠れなかった」と訴えるようになり
食べられなくなるほど落ち込み
自殺したようです。
パワハラ課長の罪は
単なるパワハラではなく
被災地支援でPTSDを発症し
仕事ができなくなったのに気づかず
行動療法的に叱責してコントロールしようとした
無知と頭の固さであり
2日後
上司の警視が自殺したのは
「寄り添えなくて申し訳ありませんでした」ですから
PTSD予防がなされていなかったことによる
負の連鎖でしょう。
専門家が
うつ病や発達障害の流行をでっちあげ
PTSDを否認し
被災地のこころのケアはそんなに必要がないなんて
(その間に精神科チームが
こころのケアと称して
向精神薬をばら撒き
依存症にしてしまう)
愚説を流してきたことは
『Dr.倫太郎』に解説される前に
反省され
謝罪されるべき間違いです。
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その人の「置かれた状況」から考えて、
たとえ、見た目には表れていなくても、
「心の負担」があるであろうことは
想像しなければいけないですね。