『アルジャーノンに花束を』でPTSD否認最先端治療への風刺

手術で
主人公の知能は高くなりましたが
それは束の間のことで
幻覚が見え始め
もとに戻る恐怖に襲われ
ネズミのアルジャーノンも死亡しました。
6割くらいには効果的であるが
再発率もそれ以上と言われる
TMSみたいですね。
臨床実験では
多少効果があった時点で
「効果あり」と認定されます。

それでも
オウムのヘッドギアと同じで
教祖が勧めれば
高額でも信者が買うのです。
アルジャーノンが文字を覚えたのは
カードの上に食べ物を置く方法だったと
明かされましたが
これは
古典的な行動療法で
薬物と行動療法の限界も暗示されています。


脚本において
わざわざ今風に書き直された部分は
こころを診ない
心療内科への風刺でしょう。
 

『アルジャーノンに花束を』でPTSD否認最先端治療への風刺” に1件のフィードバックがあります

  1. eohs

    SECRET: 0
    PASS:
    色々と、「〇〇療法」というものがありますが、
    心の不調の「根源」にある問題を解決しないと
    なにをやっても「無効」のような気がします。

    返信

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