「しんどくないですか?」って
よく聞かれます。
PTSDのつらい日常ばかり聞いているとウツにならないかと心配してくれているのですね。
「感動しますよ」
と応えることが多いです。
崖っぷちの絶体絶命の状況で、これにどんな救いがあるというのかと思えるところからでも、みんな必ず光を見つけ出します。
夜道でお化けを見たら怖くて、その場をすぐに去りますね。
でもがんばって本当にお化けだったか確かめると、不安が生んだ錯覚だったとわかったりしますね。
【幽霊の正体見たり 枯れ尾花】
ですね。
怖かったのは事実だけど、もう大丈夫という確認作業です。
それを2人で確認するから怖さが軽減されるんです。
でもゆっくりゆっくりね。
信頼関係が基本です。
間違っても「5日後までに」とか言わないですよ。
むしろ…
5日後に母子寮へ行くようにとアドバイスするケースワーカーさんに対して、そんな風に言わないで欲しいと交渉するのはものすごくつかれます。失礼だと思うので遠慮しながら伝えます。
不思議なことですが、理解されないのです。