ある日
歩道を歩いていたら
向こうから
赤い自転車がやってくる。
「ぼーやぼや、すんな!」
突然大声で
どやされた。
見ればおじいさんだった。
元気のいいのはよいことだけど
『ここは歩道なのに…』
ちょっと
― 【一寸=だいぶん・相当】
でしたね!
悔しいですね。
…
しかし
一ヶ月くらいして
同じ状況に遭遇
覚悟を決めて
「あのね。ここは歩道でしょう!」
って言おうとしたら…
相手は転倒
「あなたはいつもいつも!」
私は言葉に力が入ると
つい右手の人差し指を立てて
ゆっくり動かしながら
しゃべるクセがある。
おりしも
パトロール中の
おまわりさんが
通りかかった。
この構図からして…
『うわぁ、老人いじめしてるって
思われたらどうしょう」
でも
2人のおまわりさんは
ニコニコしながら通り過ぎた。
去年の夏だったと思う。
ピック病と『暴走老人』って本流行ってましたネ!
皆さんは
今年お会いになりましたか?
ちなみに
転倒した老人は借りてきた猫みたいで
暴走中とは
別人格みたいでしたョ