キューブラー・ロスモデルの応用です。
交通事故などで
身体が不自由になり
機能の回復が見込めない場合
一般に
その受容は
容易ではありません。
時間がかかることも
多いでしょう。
リハビリの現場では
その気持ちを尊重しながら
車椅子の使い方などを
説明するのですが
拒否的だったり
なかなか覚えられない方も
おられます。
否認
身体機能が失われたことを認めたくありません。
欠損部分に幻肢痛が起こることもあります。
怒り
実は受容が始まっているのですが
コントロールを失った自分に
戸惑っています。
取り引き
商魂たくましい世の中ですから
まどわされやすく
まただまされたい気持ちもあり
長引くことも多いです。
抑うつ
リハビリ意欲がわきません。
しかし問題の全容を感じたからこその
落ち込みです。
受容
もちろん
早期に受容ということも
ありますが
見かけだけではわかりません。
そして
すべての人が受容に至るわけでは
ありません。
リハビリを受けるチャンスには
タイムリミットがありますし
難しいところです。
受傷後
いろんな方が
いろんな思いを抱えながら
生活しておられます。