王は
自分の主治医に
チャングムを
選びます。
一番勇敢で
一番実力があり
一番無私なのですから
王の判断は正しいのですが
―陰謀うずまく宮中で
命がけで判断してるのです。
(PTSD克服にも
命がけの判断が必須ですよ
)
みな
常識や感情に
こころが支配されているので
女医だからという理由で
猛反対します。
―インドでもカーストで
うるさい決まりがあります。
自分が正しさを貫き
自己実現しようとすると
周囲が混乱するので
怯むチャングムに
「一見大変そうでも
朝鮮の歴史をふりかえれば
こういうことは
幾度も繰り返されている」
そう言った人がいました。
たった一人だけです。
―それでいいんです。
そういうものです。
【如人千尺懸崖上樹】
―危機状況にある人に
「祖師西来意?」と訊く。
自分の抱える難問が
壮大な歴史のなかで
どんな意味をもつのか
父性原理ではなく母性原理に
身をおいて
とらえなおすことが
スタートです。
