『どらえもん』は
長寿漫画ですね。
無意識における
何か
普遍的な秘策が
あるのではないでしょうか。
わかりやすいのは
のび太の置かれた環境ですね。
いじめっ子の恐怖に毎日さらされているし
お金持ちの子どもの嫌味にもさらされる。
PTSDに罹患する要素満載です。
のび太は甘えん坊で
怠け者の小学生ということですが、
PTSDに罹患すると
何かに救われたいと思うし
勉強どころではなくなるでしょう。
考えるうちにわけがわからなくなってくる。
そして空想が生まれる。
【白昼夢】ですね。
クリスチャンならここで
神と出会うかもしれないけど
のび太には救世主として
ドラえもんの姿が創られた。
上からなぐさめたり
指示したり
教えたりするのではなく
トレーナーとして
寄り添うどらえもん
PTSD支援には
ドラえもんが参考になります。
この内なるサポーターのために
ダメ人間のび太はダメぶりに徹するのですね。
ようするに自らの【だめさ】から
①逃げず
②肯定せず
③否定せず
考え行動しつづけるのです。
のび太は
キェルケゴール『死に至る病』の哲学
第一ページを超えた
すばらしい哲学を生きています。
そして…
いつのまにか
あこがれのさやかちゃんと結婚しました。
ダメ人間 → 願望実現
この過程から学びましょう!