人間のこころは
宗教的にできています。
孫悟空が
―空思想をつかんだつもりの
自我
調子に乗って
小児的万能感から
勘違いを起こして
増上慢になったとき
額の金縛りに
苦しみます。
―「トラウマ?
関係あるかぁ!」
「心理学ごときに
この辛さが理解できるかぁ」
「自分の人生
好きに生きて何が悪い!」
すべては
仏の掌の上の出来事です。
仏の掌は
無意識でしょう。
―人が無心になると
沸いてきます。
佛とも書きますね。
一即多です。
無一物即無尽蔵です。
命をかけた冒険により
蓄積された
有り難い
お経(縦糸)は
感官に宿っています。
こんな風に表現される
場所です。
―使う方も
命がけです
智恵の光が照らします。
「もっと呑め!」
そういう風に響いてくるのは
妄想であって
別世界の話です。
集合的無意識に息づく三蔵法師の冒険
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