北斗の墓を発見した
―北斗七星の墓標とは
作者はなかなか細やかで律儀なお方?―
3人の登場人物が
「ケンシローは
やはり死んでしまったのか」
と嘆いていると
二人の墓守が登場し
3人のうち2人を殺害し
残った一人を崖の下に
突きおとし
―ポニョや漱石の『門』
サスペンスドラマに一貫する
【如人千尺懸崖上樹】の公案です―
ポ如 崖の上の
ケンシローはもう死んだから
あきらめるように皆に
伝えろと言います。
墓守の衣装なんて
ナンだって
よさそうなものですが
黒と赤です。
黒は陰 赤は陽
陰陽を相殺したものが
北斗という1つの中心で
【一太極二陰陽】の
陰陽五行そのものです。
『冬のソナタ』でも
迷ったら
ポラリスを探せばいいと
主人公は言います。
(本当は少し動いているようですが)
肉眼では不動ですからね。
こんな世紀末の混迷の世の中でも
ポラリスを探して
リセットしようとする
わけです。
無意識にそう組み込まれてるから。
PTSDに関しても
今はデタラメな常識が
まかり通り
人々を絶望に追いやっていますが
ポラリスを
探し続けようと思っています。
北斗の拳2~墓守は陰陽色の着衣でポニョの崖モチーフも外さない
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