序文に書かれていますよ。
あらゆる心的外傷(トラウマ)の諸相と
その治療への方向性を
具体的・情熱的に示した本書は
初版刊行以来
世界中の読者から
感動をもって迎えられ
現在では
トラウマ問題の「バイブル」の
地位をゆるぎないものにしている。
しかし
被害者をはじめ
この問題に対する取り組みは
まだ始まったばかりであり
事態は流動的である。
人間はそもそも
二元論ではできていない。
しかし
現代キリスト教のおかげで
(そもそものキリスト教は二元論ではないだろう)
西洋は二元論でも
多くの人が納得してくれる。
しかし
PTSDを問題にした
ハーマンは
牧師の息子ユング同様
その常識を超えています。
日本の読者の多くは
どうも
ここを読み飛ばしている。
―都合のいいことに飛びつくのは
世の習いです。
私も人のことはとても
言えません…
東洋の自己実現には
ハッピーエンドはないのです。
個性化の過程
であり【道】なのです。
これは
陰陽五行説の
【一太極二陰陽】の
リセットの法則でもあります。
西洋の弁証法ではありません。
永遠の弁証法です。
ここを間違っては
大事になるので
宮崎監督は
『人魚姫』ではなく
『崖の上のポニョ』を
泣きながら描く必要があったのです。
ハーマンは偉大ですが
ハーマン信仰はほどほどにしましょう。
東洋思想では
【仏向上】
と言います。
ビルシャナ仏の頭の上すら越えていくのが
東洋人です。
ハーマンの頭くらい
軽々超えましょうよ!
『心的外傷と回復』④ 永遠の弁証法でハーマンの頭の上を越えよ!
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