王は
観無量寿経の
アジャセ王さながらの
暴君である。
日に日に
そのひどさは増しているが
誰にもとめられない。
これは
母を知らず
周囲から甘やかされた
結果である。
母親に守られ
甘えた記憶のない
寂しさは
トラウマとなり
その人に
一生つきまとう。
悪魔のような
ストレスである。
人々は
王の母君が
廃妃扱いになったのちに
毒殺されたことを
知ったら…と
怖れている。
『チャングム』第二話 母を知らない暴君のトラウマ
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