村落の裏山をずっと行くと
広い岩場に出ます。
絵には
人一倍興味がありますから
(絵を描いてくれるなら
何でもするようなところが ←チョコレートに釣られる子どもか
あります)
聞いてみると
そこは
割礼の儀式が行われる場所で
「泣いてはいけないよ。
泣いたら大きな蛇が出てくるよ」と
言われて
悲しみや恐怖心を
一生懸命こらえて描いた
男の子たちの絵でした。
萎縮した
似たようなものばかりに
なってしまってます。
アフリカの子は
コマーシャルでは
満面の笑みってイメージですが
(あれは多分水を与えたからで) ←信じられないくらい貴重
本当は怖いくらい無表情が普通です。
水汲みの辛さや
お母さんがいない淋しさかな
(実母に育てられない社会)って
思ってたけど
エディプス期に ←フロイトの精神分析
割礼され
(夢や自己評価や甘えを)
去勢された悲しみからくる
あきらめが漂っているのでは?
そう思うようになってきました。
たしかに
エディプスコンプレックスは
破壊されるけど
トラウマが刻印されて
いるだろうと思います。
吸血鬼のように
次世代に繰り返しますから…
マリ共和国割礼児の岩絵とエディプスコンプレックス
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