お若く見えますが
1929年生まれだそうです。
見る者の視界を
覆い尽くさんばかりの
水玉のモチーフを使うのが
特徴ですね。
合わせ鏡を用いて
光やオブジェを
無限に広がるように見せる
インスタレーションや
男根状のオブジェを
日用品などに張り付けた
作品もあります。
なかなかトラウマティックな感じがしますでしょう?
―PTSDのTですよ
少女時代より
統合失調症
(医学博士西丸四方が診断)を病み
繰り返し襲う
幻覚や幻聴から逃れるために
それら幻覚や幻聴を描きとめる絵を
描き始めたそうです。
―昔からあったPTSD克服法なのです。
魂にコード化されてるみたいですね。
逃れるためには接近するのですね。
C.G,ユングの『赤の書』みたいな作品群が
日本にもあります。