枯れ果てたひまわりに
薄汚れた布をかけ
人に見立てた作品で
デパートという華やかな場所に
ディスプレイされたそうです。
ひまわりって
種がびっしりついて
重いくらいなんですよね。
あと枯れるという
東洋思想的に
肯定的な意味を想いました。
―『枯木の竜吟』
『枯れ木に花を咲かせましょう』
矛盾やギャップで人を
立ち止まらせただけかもと
(許容範囲ぎりぎりのポイントを
狙ってますね)
作者は
反省していますが
自分のなかでは
異界から
「少しは花の何たるかが
わかったかい?」と
無数の目(種)に
みつめられたような
気がしたそうです。
なんかゾクっとします。
自己実現
(個性化の過程)の前に
存在を問われるわけですが
こんな感じかな?と
ふと想いました。
この方のイメージもひまわりだったそうですが
ただ明るいとか
きれいだとかいうだけでない
陰の豊かさも
ひまわりには
あるのも知りました。
日本人の好きなひまわりの宗教哲学的イメージ
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