散策をしながら
リラックスさせ
心身相関について
理解できるようになった王に
チャングムは
自分の小さなころの
おてんばを話し
―ウサギを歩かせようとした。
笑わせながら
王はどうだったか訊きます。
王は打ち解けて話すうち
自分は
王になりたくて
なったのではないうえで
―これ案外多いです。
なりたくてなった上での失敗は
受け止め易いですから。
★廃妃を毒殺させることに
同意させられたり
―殺人ですからね。
★人を左遷失墜させられたり
してきたことを
思い出します。
―家族の運命も変化します。
怨まれます。
生きるために必要な行為が
自らを痛めつけていたのですね。
★怨み
★怒り
★自責の念
★王の器でないこと
★王としての自覚不足
★操られているだけの存在
これらが一緒くたになった
巨大な【コンプレックス】を
握りつぶしてきたことに
自分で気づくことができたのです。
『チャングム』第五十二話 王自らのトラウマへの洞察
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