鳩山首相は25日
自殺によって親を亡くした
遺児らの表敬訪問を受け
自殺対策の担当政務官を
新たに設けることなどを
約束しました。
鳩山首相は言いました。
「ぜひ、
この問題に
政府としても
正面から
取りかかって
いかなければならない」
遺児はたたみかけます。
「高校3年のときに
父親を自殺で亡くしました。
首相に、感謝の気持ちとともに
私にはやはり、
あのときに政府が動いてくださっていれば
もしかしたら父親は死んでいなかったのでは
という思いもあります」
鳩山首相は
「亡くなられた方々もメッセージを送っていた
政府として
そういうメッセージを
早く受け止められる仕組みを作りたい」
と述べ
自殺予防の対策を
打ち出していく考えを
示しました。
また
鳩山首相は
政府に自殺対策の政務官を
設置することを約束し
遺族支援なども含め
対策に力を入れる考えを強調しました。
自殺する人への対応も
遺児への対応も
焦眉の課題です。
やっと
ここまできました。